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<グルジア>野党が親露路線 「親米反露」の大統領けん制
<グルジア>野党が親露路線 「親米反露」の大統領けん制
3月11日12時52分配信 毎日新聞
【モスクワ大前仁】グルジアの野党指導者が今月に入り、相次いでロシアを訪れている。野党側は、08年夏に軍事紛争を起こしたロシアとの関係改善を模索して、「親米反露」の立場を取るサーカシビリ大統領をけん制する狙いのようだ。
グルジアの有力野党指導者のブルジャナゼ前国会議長は今月5日にモスクワを訪れ、プーチン首相と会談した。ブルジャナゼ氏は席上「ロシアは大国の一つであり、正常な対露関係は重要だ」と発言。プーチン氏も「関係改善を望む人たちとの間ならば、紛争以前の関係に戻せるかもしれない」と訪問を歓迎した。別の野党指導者であるノガイデリ元グルジア首相も9日からロシアを訪問した。
ブルジャナゼ、ノガイデリ両氏は04年に誕生したサーカビシリ政権で要職を務めたが、後に野党指導者に転じた。特に「民主運動・統一グルジア」の党首を務めるブルジャナゼ氏は、13年に予定される次期大統領選の有力候補の一人。同氏がロシアを訪れた背景には「まずは今年5月の地方選挙をにらんで、(現政権の弱点である)対露問題に焦点を当てる狙いがある」(外交筋)とみられる。
このような動きに対して、サーカシビリ大統領は「反政府感情にとらわれ、反愛国的な行動を取る勢力がいる」と批判している。
ロシア政府はサーカシビリ政権との間で、関係改善に応じない立場を崩していない。だが一方で、両国政府はロシア国内で数十万人といわれるグルジア国民が働いている事情などを考慮して、今月1日に双方の国境を挟む検問所1カ所で業務を再開した。さらに緊張緩和に向けた環境整備にも踏み出している模様だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100311-00000037-mai-int

