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ウクライナ大統領選 影多き美人候補、ティモシェンコ首相
ウクライナ大統領選 影多き美人候補、ティモシェンコ首相
2月4日12時59分配信 毎日新聞
「美しすぎる首相」と呼ばれるウクライナのユリヤ・ティモシェンコ首相(49)が、大統領のポストに挑み、関心を集めている。その美ぼうから日本でもファンは多いが、相当な野心家といわれており、カネにまつわる黒いうわさも絶えない。【キエフで大前仁】
選挙運動のイメージ色は純白に赤。白い服を着たティモシェンコ氏が、えとにちなんだ白いトラをなでるポスターを大量に作り、容姿を前面に出した選挙戦を行う。1月17日の大統領選では25%を得票、35%で1位のヤヌコビッチ前首相(59)とともに、2月7日の決選投票にコマを進めた。
前回04年の大統領選では、ユーシェンコ政権を生んだ民主化運動「オレンジ革命」を指導した一人として、欧米メディアが「現代のジャンヌ・ダルク」とたたえた。インターネット上のサイト「最も色気のある国家指導者」では堂々の1位だ。
ティモシェンコ氏は昨年3月に初来日し、明治神宮を参拝した画像が欧州のニュース番組で繰り返し流された。日本のネット上でも「ティモシェンコたん」と呼ばれ「超リアル峰不二子(アニメ『ルパン三世』の美人キャラクター)」と書き込まれたりもした。
トレードマークは三つ編みを頭の上に回した独特のヘアスタイルだ。ウクライナ女性の伝統的な髪形といわれ、政治的に重要な場面では、この「勝負髪形」で登場する。
3歳の時に父親が家庭を捨て、母子家庭で育った。ソ連末期にレンタルビデオチェーンを興し、ソ連崩壊後に石油やガス関連の会社を経営、「ガスの女王」と呼ばれた。96年に最高会議(国会)の議員に初当選し、政界へ進出。1日16時間の職務をこなすという。実業家の夫との間に今年30歳になる長女がいる。
オレンジ革命で首相に就任したものの、ユーシェンコ大統領(55)と対立。7カ月で解任されたが、07年の最高会議選挙で代表を務める政治ブロックが躍進し、返り咲いた。ロシア産天然ガスの輸入価格交渉では、プーチン露首相と合意を取り付ける手腕を見せた。
実業家時代は闇に包まれた部分が多い。経営していたガス会社は販売流通を独占して巨利を得ており、政界進出後の01年にロシア産ガスを抜き取った疑いで逮捕された。起訴は免れたが露検察はその後、ティモシェンコ氏を贈賄の疑いで指名手配、時効で捜査は打ち切られた。「ティモシェンコ氏がジャンヌ・ダルクならば、火あぶりにしてしまえ」(ネットの書き込み)など風当たりも強い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100204-00000010-maip-int

