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旧ソ連諸国の駐日大使7人、「ゾルゲ」墓参 露戦勝記念日に同調

旧ソ連諸国の駐日大使7人、「ゾルゲ」墓参 露戦勝記念日に同調
5月30日7時55分配信 産経新聞

 ロシアの対独戦勝記念日だった5月9日、旧ソ連諸国の駐日大使7人が、第二次大戦期の日本で暗躍したソ連の大物スパイ、リヒャルト・ゾルゲの都内にある墓にそろって参っていたことが分かった。関係国の外交筋が29日までに明らかにした。これだけ多数の駐日大使が戦勝記念日にゾルゲの墓前に集結したのは初めてとみられる。「戦勝国」の地位を内外で誇示するロシアに、旧ソ連諸国の在日大使館も同調した形だ。(モスクワ 遠藤良介)

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 外交筋によると、ゾルゲの共同墓参に参加したのは、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、アゼルバイジャン、キルギス、タジキスタンの駐日大使や大使館幹部、駐在武官ら。東京・多磨霊園での共同献花の後、在日ロシア大使館で盛大な祝賀パーティーが行われたという。

 行事を主導したのはロシアのベールイ大使とウクライナのクリニチ大使。ウクライナで2月に親露派政権が発足し、両国の外交・武官団は各地で急速な再接近を見せている。モスクワでは9日、対独戦勝65周年を祝う大規模な軍事パレードが行われ、旧ソ連諸国で構成する独立国家共同体(CIS)諸国を中心に約20カ国の首脳が出席した。

 一連の動きは、北方領土問題をめぐるCIS諸国の歴史認識にも影響を与える可能性がある。

 ゾルゲはドイツ紙の日本特派員として1933年に来日し、朝日新聞記者だった尾崎秀実らと諜報(ちょうほう)グループを結成。41年6月の独ソ開戦を予知したほか、9月の太平洋戦争開戦に関する御前会議決定など精度の高い情報をソ連本国に通報したことで知られる。ゾルゲ事件と呼ばれる摘発で同年10月に逮捕され、44年11月に処刑。ソ連では64年になって「ソ連邦英雄」の名誉称号が与えられた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100530-00000037-san-int

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