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モスクワ地下鉄テロ イスラム過激派が声明
モスクワ地下鉄テロ イスラム過激派が声明
4月1日23時35分配信 産経新聞
【モスクワ=遠藤良介】モスクワの地下鉄で39人が死亡した連続自爆テロをめぐり、チェチェン独立派のインターネットサイト「カフカス・センター」は1日までに、イスラム過激派のドク・ウマロフ容疑者(45)が犯行を命じたと認めるビデオ声明を掲載した。声明は地下鉄爆破を「ロシア人占領者による虐殺への報復」とし、さらなるテロを警告している。
ウマロフ容疑者はチェチェン独立派の武装勢力出身。2007年以降は「カフカス首長国」を名乗るイスラム過激派グループを率い、ロシア南部から中東にいたる"イスラム帝国"の建設を目指しているとされる。声明の内容が事実とすれば、テロの構図が2度のチェチェン独立紛争のころから変質し、露政権がそれに対応できていない現実を改めて裏付ける形となる。
声明でウマロフ容疑者は、ロシア南部イングーシ共和国で2月、連邦保安局(FSB)の作戦行動によって貧しい住民が多数殺害されたと主張。「FSBという名のギャング」を送り込むロシア人は「テレビの前でカフカス地方の戦争を眺めていることはできなくなる」などと述べた。
政権は昨年4月、チェチェン共和国の「対テロ作戦地域」指定を解除し、独立派武装勢力の掃討終了を宣言したばかり。ウマロフ容疑者はロシアでの多数のテロの首謀者とみられており、昨年11月に起きたモスクワ-サンクトペテルブルク間の急行列車爆破事件でも犯行声明を出している。
モスクワの地下鉄連続テロは3月29日に発生。捜査当局は北カフカス出身の女2人による自爆テロと断定し、共犯の行方を追っている。ロシアでは31日、南部のダゲスタン共和国でも連続自爆テロがあり、12人が死亡した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100401-00000600-san-int

